多い肩こりの悩み
最近はパソコンで仕事をする人が多いせいか、肩こりで悩んでいるケースがかなり増えているようです。
一般的に多い症状は、頭部から肩や背中にかけて硬く固まったような感じになるもので、何ともいえない重だるさや、張り感、痛みを伴うこともあって、症状は組み合わせによって各人で様々のようです。
自分ではあまり自覚していなくても、他の人に首の付け根辺りを押してもらえばわかりやすく、肩こりを指摘される場合がよくあり、大抵は「肩や首の後ろがコチコチだね」と言われるような感じだと思います。
肩こりの頻度も千差万別で、いつも肩こりを気にしている人もいますし、パソコンの画面を凝視し続けた時などに肩こりになる人もいます。慢性のひどい肩こりで悩んでいる人も結構いるはずです。いずれにしても悩みのタネとなるのが肩こりです。
肩こりは日常生活の中から生まれてくるストレス反応のひとつとされていますが、ここでのストレスは、無理な姿勢を続けていることや、関節や筋肉に負荷のかかる動きなどに加えて、仕事のプレッシャーなど神経系が乱されて、肩こりに関係する筋肉が緊張してしまうことも含まれます。
悪い生活環境も肩こりに影響します。もともとストレス反応は、自分の身を守ることへの反応ですが、それが裏目に出て、肩こりに関連する筋肉の緊張を生んでいるわけです。
こうして筋肉が緊張すると、頭部や腕、姿勢を支えるための筋肉機能が低下し、背中が丸くなるいわゆる猫背になりがちです。普段から背中を丸めた姿勢が楽だという人は、慢性肩こりになっている可能性があります。