肩こりの原因

 

背筋や背中が痛む症状があっても、軽度ならこれは筋肉疲労による場合が多いようです。基本的に背中の筋肉への負荷や緊張が続くことから起こり、それが筋肉痛やコリを感じるわけです。

 

身体の他の部位と同様のことで、捻挫状態にもなりますが、多いのはそれほど激しい痛みではなく、背中の筋肉が少し硬くなっている、背中が重く感じる、筋肉痛のように鈍い痛みが感じられる、というような症状です。

 

一般的な肩こりもここに分類され、原因は何と言っても、過度の運動や姿勢の悪さ、同じ姿勢を長時間続けた場合が多く、極端に運動不足の場合にもなります。

 

どんな時に肩がこるのかを自覚している人は、案外原因もすぐにわかると思いますが、いつの間にか肩に力が入っていて、気がつけばこっているという人もたくさんいます。

 

一番多いのはやはり姿勢が原因になっている場合で、長時間のデスクワークを続けていると、すっかり肩こりも強まってしまいます。

 

また、座り続けているのも原因で、特定の筋肉が収縮したままですから、姿勢を支える筋肉機能は低下し、逆に頭部や腕を支える頚部の筋肉には過度な負担がかかってしまいます。

 

こうした状態を日々繰り返すことで、筋肉の緊張も慢性化して肩こりを感じます。手、腕の疲労によるものもこれと関連しており、同様に目の疲労によるものも関連しています。オフィスワークはまさに肩こりの原因だらけです。